こども薬剤師体験会の様子です。
白衣に着替え、わたしたちスタッフとおそろいの名札をつけて、それぞれオリジナルの処方箋をみてお薬を用意するこども薬剤師さんたち。
こども薬剤師さんが調剤するものは、お薬に見立てたお菓子やジュースです。
お薬を一回分ずつ袋にわける分包、シロップ剤の計量、軟こうの混合など、薬剤師の実際の業務の一連の流れを体験します。
最後は、患者さま役を務める保護者の方へこども薬剤師さんが自ら調剤したお薬で服薬指導を行います。
普段は入ることのできない調剤室のガラスの向こう側での調剤作業。
錠剤として扱っているものがラムネやチョコレートだとすぐに見破られてしまいましたが、目の前のお菓子の誘惑に負けず、みんな最後までやり遂げてくれました。
恥ずかしさと緊張が入り混じりながらお薬の効果をきちんと説明してお渡しする姿が、とてもキラキラして見えました。
わたしたちも楽しい時間を一緒に過ごすことができて、嬉しい気持ちでいっぱいです。
楽しみながら取り組んだことが、いつか誰かの好きなことになるかもしれません。
好きなことをお仕事にしたいと思う日が、いつかくるかもしれません。
最初から、何かを始める前から「好き」なことって、少ないのではないでしょうか。
成り行きで体験したことが、なんとなく始めたものが、ふとしたときに「楽しかったな」と思い出して、もう一度やってみるきっかけとなったり、あとから好きになったりする、そんなこともあると思います。
そして、将来は薬剤師になりたくて、ピスタチオ薬局のこども薬剤師体験会へ参加してくれたお子さまもいらっしゃいました。
この体験が夢を叶えるための一助となれば幸いです。
それでは、また次の更新をお楽しみに。