

ハロウィンのはじまりは、約2000年前のヨーロッパ・ケルト民族のお祭り「サウィン祭」だといわれています。
日本でいうところのお盆のように、この日の夜には「あの世とこの世との境界が薄くなり、先祖の霊が戻ってくる」と信じられていました。
そして先祖の霊だけでなく、悪魔や魔女、さまよえる魂などもやってくると考えられていたので、人々はそれらと同じ格好に扮装して仲間だと思わせることで身を守りました。
これが、仮装をするハロウィンの原点です。
魔女、ゴースト、ゾンビ、ドラキュラ、狼男、フランケンシュタインといった、恐ろしい怪物や怖いものに仮装するのが定番でしたが、近年は多彩になっていますね。
宗教的な意味合いは薄れて、現在では娯楽イベントとしてアニメやゲームの登場人物、映画やマンガのキャラクターの仮装も主流になってきました。
ハロウィンでは例年仮装した人々が集結する大阪・ミナミ。
大阪府警は、警察官と機動隊員で約230人態勢の警備本部を設置し、道頓堀周辺の警戒にあたっています。
また、御堂筋の道頓堀橋には目隠し用の幕が設置されましたが、橋の上での混乱を観るために足を止めてしまう人が出ないように、だそう。
ハロウィンの仮装をしている人もいれば、それを観に来る人もまた多くいるということですね。
事故など何事もなく、楽しめる夜となればいいですね。
それでは、また次の更新をお楽しみに。






