

「この後、お茶しましょう~♩」
そのひと言で、黙々と仕事をしていた空気がゆるみました。
先日、過ぎてしまったスタッフの誕生日を一緒にお祝いする機会が訪れました。
これからお祝いするよ、ではなく、お茶会がはじまるよ、という声掛けが、とてもやわらかい言葉でほっこり。
待合室に戻ると、ケーキが並んでいました。


箱の中から好きなケーキをひとつ選んで、お皿に移すその瞬間まで、なんだか楽しかったです。
ケーキをひと口味わうと、甘さよりも先に、「こうして集まれるっていいな」と思いました。
スタッフが揃うタイミングで、忙しさに流れてしまったお祝いができること、こうして共有できる時間が、すごく特別なものだと感じます。
ふと、普段の働き方のことを思います。
ピスタチオ薬局は、ワークライフバランスを大切にしている職場です。
スタッフひとりひとりの仕事と私生活を無理なく両立することを尊重しています。
けれど、それぞれの生活リズムに合わせて勤務を調整するため、自然と同じ時間に人が集まる瞬間は減りやすくなるんです。
お休みの取り方もバラバラ、出勤時間もずらしたり、無理のない働き方を選べば選ぶほど、シフトは重ならなくなっていくように思います。
でもそれは、決して〝距離ができる〟という意味ではありません。
ワークライフバランスを守る働き方の中で、仕事のバトン渡しには、ちょっとした思い遣りがにじみます。
次に入るスタッフがスムーズに仕事をはじめられるようにメモを残したり、必要な準備を整えておいたり。
ほんの小さなひと手間ですが、それがあるだけで仕事の流れはふっと軽くなります。
その優しさは一方通行ではありません。
自分が次のシフトに入ったとき、ふと「お、やりやすいな」と感じる瞬間があります。
誰かがそっと整えておいてくれた小さな気遣いが、その仕事を受け取る人の心にも、次の人へ託す仕事にも、余裕をつくってくれます。
まるで良いパスが自然と返ってくるように、日々の小さな工夫が巡り巡って、安心して仕事を区切れることで、無理のないリズムが整っていきます。
ワークライフバランスを大切にした働き方は、ただ「休みやすい」「時間を調整しやすい」というだけではありません。
限られた時間にできること、相手のことを考えて仕事をするその積み重ねが、やがてまた、自分のもとに整えられたかたちで返ってきます。
思い遣りが静かに行き交う関係性を築けているから、ケーキを囲む時間も、なんとも心地良い。
特別なイベントじゃなくてもいいんです。
どこかでそっと気にかけ合っていたんだな、と思える日々を過ごして、またこうして顔を合わせて、笑い合えるひとときが生まれる。
そんな職場の空気感が、ピスタチオ薬局のいちばん好きなところです。
ここは、ワークライフバランスを重視しながら、人の温度もしっかり残る場所でありたいと、いつも思っています。
それでは、また次の更新をお楽しみに。






