「こうよう」と聞くと「紅葉」という漢字を思い浮かべますね。
同じ読み方で「黄葉」と表すこともあるようです。
違いは文字通り、葉っぱが赤色に変わるのを「紅葉(こうよう)」、黄色に変わるのを「黄葉(こうよう・おうよう)」、そして、褐色に変わるのを「褐葉(かつよう)」と表現するときもあります。
紅葉、黄葉、褐葉は厳密に区別することは難しいので、総称して「紅葉」と使うそう。
同じ種類の木でも、育つ環境や個体差によって赤くなったり黄色くなったりすることもあるためですね。
そんな紅葉の始まりに大きく影響するのは気温。
地域によって違いはあるものの、朝の最低気温が8℃を下回る日があってしばらくしてから紅葉が始まり、 5~6℃で急速に進むといわれています。
寒暖差が大きいと一斉に紅葉のスイッチが入るため、急に冷え込む年は紅葉が綺麗になります。
今秋は長引く残暑の影響によって、紅葉シーズンの到来は例年より遅くなっているようです。
それでは、また次の更新をお楽しみに。