


薬局という場所を、お薬を受け取るだけではない「地域の居場所」として使えたら。
そんな想いから、わたしたちは薬局の待合室をこどもたちのフリースペースとして開放しています。
それが、「ピススペース」です。
ピススペース
2023年11月に設立しました。
ピスタチオ薬局の待合室をフリースペースとして開放し、安心して過ごせる場所を提供しています。
小学生・中学生・高校生・子育て中の保護者の方を対象としており、小学生は学習支援も可能です。
ここで過ごす時間は、毎回決まっているわけではありません。
本を読んだり、おしゃべりをしたり、その日の気分や興味に合わせて、それぞれが思い思いの時間を過ごしています。
この日は、こどもが手作りしたクッキーを持ってきてくれました。
クッキーを分け合っていると、なんと偶然スタッフが作って持ってきた食パンも登場。
そして少し前に、「ベーカリーパーティーしたいね」と話していたので、みんなで食べるのを楽しみに、とっておきのジャムを探していました。
手作りクッキーとふかふかの食パン。
それから、ちょっぴり特別な日に開けたいジャム瓶。
どこからともなくハチミツも仲間入り。
気がつけば、みんなでおやつを楽しむ準備が整っていました。

こうした時間を過ごしていると、こども支援というのは、必ずしも「何かをしてあげること」だけではないのだと感じます。
こどもがクッキーを焼いてきてくれた日。
たまたまスタッフはパンを作ってきました。
誰かが一方的に用意したものを、こどもたちが受け取るだけではありません。
「自分が作ったものを誰かに食べてもらう」
「誰かが作ってくれたものをみんなで楽しむ」
「前に話していたことが次の時間につながっていく」
そんなやりとりの中で、こどもたちは自然に、誰かと関わる楽しさを経験しています。
自分の「好き」や「やってみたい」を持ってきてもいい。
それを誰かと共有してもいい。
そして、誰かの「好き」や「得意なこと」に触れてもいい。
支援する側と支援される側という一方向の関係ではなく、そこにいる人たちが、それぞれの得意なことやできることを持ち寄って一緒の時間を過ごす。
わたしたちは、そんな関係性もこどもたちにとって大切な経験のひとつだと思っています。
それでは、また次の更新をお楽しみに。




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