

本日、航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」が、関西万博の会場上空で展示飛行を披露しました。
空を見上げ、青空に描かれる白い軌跡に思わず心を奪われた方も多かったのではないでしょうか。
関西国際空港を飛び立った6機のブルーインパルスは、大阪城や1970年の大阪万博のシンボル「太陽の塔」など、大阪を代表する名所の数々を巡りながら、現在の万博会場がある夢洲(ゆめしま)の上空へ。
くっきりと浮かび上がるスモークのラインに、会場やその周辺では拍手や歓声が広がり、大阪の夏の空に特別な熱気が満ちていました。
実はこの展示飛行、本来は開幕日の4月13日に予定されていたものでした。
しかし、当日はあいにくの天候により中止となり、楽しみにしていた多くの方の心残りとなっていました。
今回は、そんな想いに応えるような待望のリベンジ飛行。
待ちわびていた人々にとって、きっと特別な瞬間になったことでしょう。
そして、気がつけば関西万博も開幕から折り返し地点を迎えます。
未来社会の実験場として掲げられた今回の万博では、さまざまな技術や文化、そして人と人との出会いが交差しています。
ブルーインパルスが空に描いた軌跡のように、万博もまた、多くの人の心に鮮やかな記憶を残してくれることを願っています。
それでは、また次の更新をお楽しみに。