新しいものを知ること

仕事帰りにラーメン屋さんへ立ち寄りました。

特製ラーメンとレアチャーシュー丼が並ぶメニューを前に、理性と食欲が一瞬だけ会議をしましたが、食欲の圧勝により炭水化物祭りの開催が決定しました。(両方注文しました。)

そして一緒に行った友人は、つけ麺を選びました。

実はわたし、これまでつけ麺を食べる機会があまりありませんでした。

少し気になりながらも、結局この日も選んだのはラーメン。

すると、つけ麺を頼んだ友人が「ちょっと食べてみる?」と分けてくれました。

食べてみると、これがおいしい。

思い返してみれば、自分の知らないものに対しての選択は、いつも少し慎重です。

どんなものかわからない。

自分に合うかわからない。

だったら、今まで知っているものを選んでおけばいい。

そんなふうに、「わからないことはあえてやらない」という選択をすることも多かった気がします。

でも、知らないものは、実際に触れてみなければ、それが自分にとって「好き」なのかどうかもわかりません。

考えてみると、わたしたちの日常の中で、今まで知らなかったものに出会い、試してみる機会は、思っているほど多くないのかもしれません。

いつもの道、いつものお店、いつものメニュー、いつもの選択。

安心できる「いつも」の中にいると、新しいものに出会うきっかけは、意外と自分からはやってこないものです。

だからこそ、今回のように誰かと一緒にいることで、少しだけ世界が広がることもあるのだと思います。

何でも挑戦すればいいというわけではないかもしれないけれど、ほんの少しだけ「やってみようかな」と思ったときに一歩踏み出してみる。

そして、その先にあるものが、自分の大好きなものだったら。

「もっと早く知っていればよかった」と思うくらい、大切なものになるかもしれません。

たったひと口のつけ麺から、少し大げさかもしれませんが、そんなことを考えた仕事帰り。

これからも、知らないものを「知らないまま」にしておくのではなく、時には少しだけ好奇心を持って、いろいろなものに触れてみたいと思います。

新しいものを知ることは、新しい自分を知ることにもつながるのかもしれません。

…とはいえ、次にこのお店へ行ったら、ラーメンにするか、つけ麺にするか。

今度はちょっと真剣に悩みそうです。

いつもの大好きなものをリピートすることも、しあわせですよね。

それでは、また次の更新をお楽しみに。


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