暮らしと医療をつなぐ

ピスタチオ薬局は、こども支援や地域交流にも積極的に関わらせていただいています。

こども支援の活動を続ける中で、多くの方と出会い、支えられてきました。

その中で見えてきたのは、こどもの生活の変化や困りごとは、必ずしも医療機関に「症状」として現れるとは限らないということ。

医療機関の場であっても、食事の状況や生活環境については相談しづらく、経済的な話は、なおさら切り出しにくいという現実があります。

しかし、そのグレーゾーンに薬局は日常的に立ち会っています。



食事の状況や生活の余裕が、体調や服薬に影響している場面を目にすることがあります。



「食」は、治療そのものを支える〝土台〟です。

たとえば、きちんと食事が摂れていないと、お薬の効果が十分に発揮されなかったり、副作用が出やすくなったりします。

また、生活リズムが乱れると、お薬を飲むタイミングも崩れやすくなり、結果として治療がうまく続かなくなることもあります。

こどもの場合はさらに、栄養状態が成長や発達に直結します。



わたしたちは、ただ処方箋に書かれている内容だけを見ているわけではなく、ひとりひとりの暮らしや背景にも自然と触れています。



食事に困っているかもしれない。
少し疲れているのかもしれない。



保護者が多忙や疲弊の中にある場合、食事を整えることそのものが、大きな負担になることもあります。

そうした背景に触れる機会があるからこそ、わたしたちは「食」というかたちでも関わっていきたいと考えました。

地域と連携しながら、医療の外側からも治療を支えていきたいです。



お弁当配布は、きっかけのひとつ。

日常の延長線上で関係が続くことで、小さな変化にも気づいたり、必要なときに支援へとつなげられます。

薬局だからこそできるかたちで、暮らしと医療をつなぐ取り組みをこれからも大切にしていきたいです。

それでは、また次の更新をお楽しみに。


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